インディジョーンズ クリスタル・スカルの王国
大学の友人たちと「インディジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を見に行ったのだが、期待以上におもしろく、えらく興奮してしまった。子どものときに興奮した映画は、やはりアクションものであったり、冒険ものであったりするわけだけれども、大人になるにつれて、そういったものを見た時のわくわく具合というのが、少しずつ減少してきているなあと、自分の感性にややがっかりしていた最中のできごとだった。
その「わくわく感の減少」というのを、僕は自分の内的な問題だと思っていたんだけれど、今回インディジョーンズを見て、いやこれは、単純に作品の品質の問題なんだなあと思った。おもしろい作品はいつまでもわくわくするし、そうでない作品はいつだってがっかりするのだろう。もちろん、見るタイミングとか、そのときの気分の問題というのも大きいのかもしれないけれど。
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サイダーはいろいろあるけど、僕はやっぱり三ツ矢サイダーが一番好きだ。仕事中の飲み物として、他のもいろいろ飲んでみるが、何かが足りない。三ツ矢サイダーの素朴な味わいは、ほかの炭酸飲料水とは一線を画しているものがあると思う。最近そんな三ツ矢サイダーのグレープ味が売られていたので買ってみたが、グレープ味になってもやっぱりおいしい。同時にファンタグレープも買い、比較しながら飲んだのだが、三ツ矢サイダーの場合は、そもそも「水がおいしい」という印象だ。これから夏も本番だしますます手放せないだろう。
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あらゆることにおいて、思い通りにいかないことは多い。たとえば制作においては、思い通りにいかずにできあがったものを見て、「これは自分の作品ではない」と思い、そうだいつかは、自分の思い通りのものを作るんだ、などと意気込んだりする。ところがその意気込みが自分を苦しめ、疲れてしまい、ますます思い通りにならない。そういう中で、「思い通りにならなかったもの」に対する認識が、最近変わってきた。つまり、結局はそれも自分なのではないか、ということを考えるようになった。そう思うと、逆に、思い通りでない仕事にも打ち込むことができるようになった。
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すこし前から夢日記をつけていて、それをダメ工房員よっつに話したら、「それは良くない」と言う。なぜ? と聞いたら、「それやってると、夢と現実が交錯してわけが分からなくなるよ」ということだった。そのときは話半分だったが、ここ一週間、たしかに夢と現実の境目がよく分からなくなっている。あれは果たして夢の出来事だったのか、現実の出来事だったのか、分からない事象がちらほら出てきている。夢日記はやめよう。
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そんなダメ工房員よっつが監督した短編映像が、このほど完成した。
詳しくは前回よっつが書いたこの日記を参照してほしい。
僕は録音と、一部アニメーションの部分で参加させてもらった。うまくいかない箇所が多く、足を引っ張ったかもしれないと後悔したりしたが、仕上がりを見ると、僕のミスもうまくカバーされていたようだった。安心した。作品自体もクオリティが高く、おもしろいものに仕上がっているのではないかと思う。
7月17日までは無料で見られるそうなので、もし興味があれば是非ご覧ください。