手作り味噌の味見
今年の2月に、経堂の素敵なバー・太田尻家で行なわれた「味噌づくり」大会。その後、味噌が味噌らしい色になってきたので、サッカーW杯の試合を見ながら、味見をしてみた。
もはやどちらが何味噌だったのか、忘れてしまったのだが、春先に、片方(写真上のほう)にだけカビが生えてしまって、ちょっとあせった。丁寧に取り除いて、味噌づくりサイトを参考にしながら、焼酎を塗って密封し直したら、いい感じの汁が出始めて、それ以降カビは生えなかった。ちなみに写真でも確認できる白い粉みたいなものは、カビではなく、なんかすごい良い物質らしい。なにかは知らない。コエンザイムQ10だったらどうしよう。
ちょうど八百屋さんが熱心にキュウリを売りつけていて、ついいっぱい買ってしまったので、これで味噌を食べてみる。
味は、立派な味噌味! しかも「しょっぱい」だけでは表現できない、複雑な味がした。塗った焼酎が多すぎたのか分からないけれど、片方の味噌が酒臭かったが、そっちのほうがより複雑な味で、美味しかった。翌朝、それをみそ汁にして食べてみたが、なぜか甘みがあって、市販のものと比べると断然おいしかった。
あまり量を作っていないので、今後どういう風に食べていこうか、迷ってしまう。あまり早く食べてしまうのも、なんだか勿体ないし、かといって、いつまでも食べないというのも、作った意味がないし…。