額の作用
土曜日は一日、仕事。3月から携わってから、駅の改築工事のように、古いものを残しながら、少しずつ新しくしている。11月末にはどうしても新しくなっている必要があったので、ここにきて急ピッチで作業。だんだんと良くなってきた。このお仕事は一人ではなく、大人数での作業となっていて、戸惑いもあるけれど、学ぶ事も多いかな。未だにチームプレーには慣れていないので、気づいたら個人プレーをしていて、誰かに迷惑を掛けていたりとか。
夜、友人と焼き鳥を食べながら飲むけれど、悲しい話を聞いた。
日曜日は、スーツケースを実家に返却。先日亡くなった猫の骨が小さくなって返ってきていた。そういえば実家のドアを開けても、この日は猫は挨拶に来なかったな。亡くなったのだから挨拶に来ないのは当然だけれども、喪失感を感じた。
所用でいろいろと吉祥寺で買い物。ついでに、ハワイで買った絵の額を、もう一度ユザワヤに観に行く。ひとつは古い植物画で、良い額が見つかった。ところが、もうひとつの古いハワイ島の地図に合う額が見つからない。八つ切サイズの額の種類が少し少ない。ほかの店で探そうかと思う。
日曜日の吉祥寺は人が多すぎて辟易する。どこかで夕食でも食べようかと思ったけれど、その気が起こらなかった。
家に帰ってから、額に絵を入れてみるが、とても良い感じ。どうして絵だけで見るのと、額に入れて見るのとでは、こうも印象が変わるのだろう。たぶん、壁にダイレクトに貼ったのでは、絵の世界と壁(+生活空間)との境界線に、違和感を感じるからではないかと思った。額は、現実と空想世界のあいだを、やわらかく吸収してくれる作用があるのかな。