近所の古本屋
近所に何の変哲もない、小さな古本屋がある。あまりに地味で、しばらく通り過ぎていたけれど、ある日ふらりと寄ってみると、自分の仕事部屋より小さいみたいなスペースがすべて、興味深い本で埋め尽くされていて、驚いた。それから足しげく通うようになった。
先日誕生日を迎え、記念に、以前から気になっていた、このハワイの本をプレゼントしてもらった。古本屋ではビニールに覆われていて中味が分からなかったので、表紙から内容を想像する段階で楽しかった。ハワイに行ったことはないけれど、昔の人がハワイという楽園にどれだけ期待とあこがれを持っていたか、この表紙によく表れている気がした。けっきょく内容は、ハワイの歴史をつづるものだったのだけれども、ただの歴史の本よりも、なぜかずっと、おもしろい。
今日、さらに面白い本を買ったので、いずれ機会があれば書こうと思います。