ほっとしたり絶望したり。
昨日からの流れ。
収録前日、不安になり、ロケ場所を夜、ひとり歩く。昼間と違う景色に感動する。その後よっつと合流し、もう一度歩く。歩けども歩けども、不安は尽きず。
翌日、ロケは終わることができた。振り返って、とりあえずなんとか撮れた、とほっとしたり、いくつかあった失敗を振り返り絶望したり。その波が、数分おきに来る。なんだか疲れてしまって、収録後の食事で黙りこくってしまう。席は真ん中で、居づらかった。端にすれば良かった。
その後、下北のカフェでまったり反省会。身体は疲れていないが、精神的にどっぷり疲れていたようだ。
よっつも疲れていた。
構成台本を書いたアヅマさんも疲れていた。
元気を出そうと、砂糖をなめ回した。
けれど、まったく無意味だった。
まだ収録したものを確認していない。楽しみなような、怖いような。自分なりに精一杯準備してきたつもりだったけれど、いざ撮ってみると、うーん、まだまだ未熟だなあ、と思ったり。映像って、やっぱり人を巻き込んで作るものなんだよね。だから自分が考えていることを、正確に他人に伝えられる能力も問われる…制作のコアメンバーは、無言でも何がしたいかを分かり合えてるんだけれども、それだけでは多くの人の関わりの中でやっていくことはできない。今回は出演者がそれでも意図を汲もうと努力し、がんばってくれたのが僕にとっての救いだった。とりあえずビール飲んで寝たい。あしたは全然ちがう、デザインの仕事。