受け身
明日から妻の実家への帰省で大阪に向かうので、もろもろのお仕事は、どうにか今日中にケリをつけないといけなかった。そのために(自分にとっては最大の苦行である)早寝早起きを敢行し、先ほど無事にケリがついた。そういえば、大阪ではどういった行動をしようか考えていない。一日は必ず甲子園球場に行きたいと思っている。あと、神戸に行くか京都に行くかなのだが、個人的には現段階では神戸に行ってみたい。やはり港町に興味がある。
暇なはずの先週は、信じられないほど忙しかった。忙しいことはいいことだ、と言われる。それはもちろん分かっている。けれどその先の話をする機会はあまりない。忙しさにも質があるはずだ、ということについて、本当は考えたい。今の僕の忙しさは受け身形なので、そこに危機感を持っている。いろいろな機会が「受け身形」で作られていくとき、物事の判断や、考え方も、「受け身形」の方向に、ずるずる引きずられてしまう感じがする。先日このサイトを作り替えようという時間を持ったときに、僕には「何かをしたい」とか「こうしたい」というような気持ちや発想がひとつもなかったことに驚いた。個別の細かいアイデアはあるのだけれども、なんというか、ビジョンがない。かつて「”ただこなしているだけ”の忙しさは、危ういぞ」と、ある方に言われたことがあったけれども、なるほどこういうことかと思った。
今から浄瑠璃を観に行きます。