土曜日、益子の陶器市に行ってきました。もともと陶器にそれほど興味があるというわけではありませんでしたので、まあ見るだけでそう買うこともないだろうと思っていましたが、いざ行ってみるとたくさん買ってしまいました。何よりも、自分にも「陶器の好み」があることに驚かされました。好きな陶器、そうでもない陶器というものがはっきりある。姿や形だけでなく、持ったときの感触や重さというところにも好き嫌いがある。そんな発見に興奮を抑えられませんでした。

作家別に出店されているエリアが特に楽しかったです。当たり前といえば当たり前の話ですが、陶器の作風と、作った方の人柄や見た目というのは、かなり密接な関係があるように感じられます。自然信仰みたいな格好の方は、やはり地球に優しいみたいなデザインの陶器を作っているし、酒が好きそうな方の陶器は酒を入れたら美味しそう。

この日に買った陶器で一番の収穫は、ビールを飲む用のコップです。休憩したカフェでアイスコーヒーが入れられていた陶器が良かったので、近くで同じものを400円で買いました。帰ってから一時間ほど冷蔵庫で冷やし、ビールを注ぐと、中のザラザラしたテクスチャが泡を細かくさせ、まるで生ビールのような美味しさになりました。

今のトップページの動画は、この日の益子と、帰りの際に寄った羽生PAの様子です。（※後日註：もう違う動画にしました。）