飲んでいるときは、最近は新しく買い換えたkindleで本を読みながらまったり…という感じなのだが、読書に気が乗らない場合は、やはり「妄想」が好きである。
妄想もいろいろパターンがあるが、最近好きなのは自分があってほしいと思うニッチなお店を妄想する。その筆頭が「クラフトビールと汁なし担々麺」というお店で、だいたい脳内では内装もできあがっている。なぜクラフトビールと汁なし担々麺なのか、ということにロジカルな理由はなく、なんかそれは面白そうというだけで妄想を進めている。妄想とは無責任で良いのである。
僕の想定する汁なし担々麺は激辛なので、クラフトビールの味はかき消されるだろう。だから、クラフトビールは汁なし担々麺が出来上がるまでに飲むか、またはクラフトビールだけ飲みにいく人、汁なし担々麺だけ食べに来る人、の2パターンを受け入れる感じになるのだろう。または汁なし担々麺と一緒に飲んでもさらに主張ができるクセの強いクラフトビールを入れるか。クラフトビールだけ飲みにきた人の「酒のあて」は、ひき肉とねりごまを中心にした何らかがあったら良いなぁとか(たぶん酸味を加える方向)。
そんな感じで妄想が止まらない。ほかにも小さなヨットで日本を一周する妄想とか、公立高校の弱小野球部が超合理的な方法を取り入れて強豪私立高校に勝利する妄想とか、千葉県か山梨県で激安の土地を買ってゼロから一軒家をDIYで建てていく妄想とか、あと変な話だがホームレスになったらどうするか、という妄想もする。もうすぐ30代も終わる。