コロナはまだ収束していないが、その間の生活などについて少し振り返ってみようという気持ちになった。
もともと自宅で一人で働いているので、仕事環境上の問題はそれほど起きなかった。ただ、こういう社会全体を巻き込むような問題が起こると、精神的に通常の状態ではなくなる。朝から晩まで新しい情報を探し、その内容に一喜一憂したりしていると、仕事には全然集中できなかった。大量の情報を浴びて疲れ切ってしまった。これは2月くらいから始まり、ゴールデンウィークが明けたくらいにようやく回復したという感じ。
持続化給付金や特別定額給付金については、世間が騒いでいるほど問題は起きなかった。持続化給付金は5月15日、特別定額給付金は5月25日に振り込まれた。もともとこうした手続きをするのが大好きな人間なので、事前準備も含めてきっちりやったのが良かったのだろう。
持続化給付金については申請開始の1週間前に必要な資料がWEB上で提示され、翌週明けにはすべての資料を整え終わっていた。あのサイトを批判する方も多いが、僕は行政がやったサイトにしてはよくできている感じがした。この辺は、僕はやはり作り手でもあるので、相対的に評価するが、不満を持つ人は初めてこの種のフォームに接したという方も多いと思うので、絶対的な評価として厳しい言い方をするのだろうと思った。
特別定額給付金については、マイナンバーカードを持っていたのでスマホから申請を終わらせることができた。マイナンバーカードがあんなすごいカードだとは思わなかった。これは僕の個人的な観測範囲で感じる穿った見方だが、マイナンバーカードにすごく反対していた、あるいは絶対にこのカードを申請しないとしていた層と、特別定額給付金の給付が遅すぎると声高に訴えている層というのは、だいたい同じ人たちなのではないかという気がしてならない。事実として、マイナンバーカードで初日に申請できていれば5月には振り込まれていたのだから(もちろん各地方自治体の力量に左右されるものではあったようだが)。
つづきはまた書けたら書きます。