カニ
これも先月くらいのお話ですが、ある方からカニをいただきました。
だいたいこういう食材は、調理されたものを食べる場合が多く、いざ目の前にどでんと置かれると、さてこれをどうしていいものやら分からない。どこからカニ味噌で、どこから取り出すべき内臓なのか分からない。カニも、分からないなら食べるな、という顔をしています。
とりあえず、お湯に突っ込んだ後、ムシャムシャ食べました。おいしかった。その後カニ雑炊を作りました。カニがこれだけ美味しいのなら、東南アジアの人たちみたいに、虫も食べられるんじゃないか、という気がします。そのへんは気の持ちようというか、現代日本人が虫を食べられないのは偏見と先入観にとらわれているからではと思います。かといって、僕もいざ食べるには、克服しなければならない精神的な何かがあるような気はするけれど。というか、なんでカニ食べながら虫のこと考えているんだろう。
カニを食べていると、いつも鈴木清順監督のツィゴイネルワイゼンが思い出されます。なんとなく股に当ててみたりしていたのですが、写真は自粛したいと思います。あとスペインにカニというサッカー選手がいるみたいけど、その話も割愛します。