といっても妻なわけですが…。
彼女はふだんは紙媒体を中心に、フォントを作ったり、グラフィックの制作を行なっています。今年のはじめにはClip typeという作品で、「東京TDC賞2010」という賞に入賞しました。この作品を会場に運ぶ時、訳あって僕がひとりで搬入したのですが、台紙から肝心のクリップを落としてしまい、けっこうあせりました。雨の日でした。
まだまだこれから載せる予定の作品などもあり、またブログも設置する予定です。サイトは彼女がデザインし、僕が構築しました。
「明日への伝言板」というラジオ番組は、北九州を中心に放送されている番組で、北九州市が募集した人権作文をはじめ、子どもたちの作文や詩など日常生活のさまざまな話題から、人権の大切さを皆さんとともに考えていく番組です。平成2年からスタートし、今年で20回目を迎えた長寿番組で、今年は、檀ふみさん、小倉久寛さん、新山千春さん、津川雅彦さん、渡辺えりさんでお送りしています。今回は、このラジオ番組の制作風景を取材し、10分間のメイキング映像を撮影・演出しました。
人権を考える番組という事で、やはりどうしても重いテーマを取り上げがちになるのですが、和気あいあいと、一生懸命制作しているという収録現場の雰囲気を、できるだけ届けられるように心がけました。同時に、豪華な出演者の方々の、収録への取り組み方や、素晴らしい表現力を間近で見る事ができて、撮影期間はかなり刺激的な経験になりました。
「明日への伝言板」の放送は、平成22年10月4日（月）〜平成23年3月25日（金）の毎週月曜日〜金曜日に行なわれていて、RKBラジオとKBCラジオは18時00分〜18時05分、cross fmで18時55分〜19時00分に放送されています。
肝心のメイキング映像は、この番組のダイジェストCDと一緒に、人権学習の教材として北九州市から配布されているようです。北九州市にお住まいの方で、手に取る機会のある方は、是非ご覧ください。