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2020.7.10 日常日記

今回のコロナで良かったこと、というか怪我の功名のようなことだが、その人がどんな人であるかが浮き彫りになった気がする。僕自身も誰かからこの観点から評価されているだろう。

たとえば政治家がどんな人であるかがよりよく分かるようになった。今回のコロナは僕の政治観を少し変えた。政治家の「言葉」というのを少し過小評価していたなと思った。きちんとメッセージを分かりやすく伝える言葉を持つ政治家は、たぶんやはり強いのだろうと思う。その点で、何を言っているのかよく分からない安部首相よりも小池都知事の言っていることの分かりやすさは良かった。あくまで相対的な評価だが。(先日の都知事選、期日前投票に行ったが小池都知事には入れなかった)

仕事関係でもそのようなことが明らかになる。自粛ムードの中でどのように動くのかが、僕の場合はクライアントのカテゴリーのばらつきが激しいので、とても違った。早々と打ち合わせはリモートに移行した会社もあれば、3月も下旬に差しかかろうというのに打ち合わせで来社を要請する会社もあった。どちらの良し悪しを言いたいのではなく、違いがあったということに興味を持った。ふだんのビジネスで何に重きを置いているのかの違い、規模に応じた社内システムの違い、カテゴリーに応じた業務内容の違いなどなど、いろいろ気づかされ、考えさせられた。

飲みに行くのが好きというか、僕にはそれしか生きがいがない。飲みに行って誰かと話すというのが自分の唯一の趣味だと言って良い。だからそれができないのがとても辛かった。そこでSkypeやGoogle Hangoutなどでオンライン飲みを何度か開催した。とても楽しいのだが、あれは飲みすぎる。自分でも信じがたい量のお酒を飲んでいて、最後の方は何を言っているのか分からない感じになるし、その翌日の二日酔いもひどかった。オンライン飲みは体を壊すということを知った。昼間にコーヒーでも飲みながらオンライン喫茶のほうが健全かもしれない。

2020.6.18 日常日記

コロナはまだ収束していないが、その間の生活などについて少し振り返ってみようという気持ちになった。

もともと自宅で一人で働いているので、仕事環境上の問題はそれほど起きなかった。ただ、こういう社会全体を巻き込むような問題が起こると、精神的に通常の状態ではなくなる。朝から晩まで新しい情報を探し、その内容に一喜一憂したりしていると、仕事には全然集中できなかった。大量の情報を浴びて疲れ切ってしまった。これは2月くらいから始まり、ゴールデンウィークが明けたくらいにようやく回復したという感じ。

持続化給付金や特別定額給付金については、世間が騒いでいるほど問題は起きなかった。持続化給付金は5月15日、特別定額給付金は5月25日に振り込まれた。もともとこうした手続きをするのが大好きな人間なので、事前準備も含めてきっちりやったのが良かったのだろう。

持続化給付金については申請開始の1週間前に必要な資料がWEB上で提示され、翌週明けにはすべての資料を整え終わっていた。あのサイトを批判する方も多いが、僕は行政がやったサイトにしてはよくできている感じがした。この辺は、僕はやはり作り手でもあるので、相対的に評価するが、不満を持つ人は初めてこの種のフォームに接したという方も多いと思うので、絶対的な評価として厳しい言い方をするのだろうと思った。

特別定額給付金については、マイナンバーカードを持っていたのでスマホから申請を終わらせることができた。マイナンバーカードがあんなすごいカードだとは思わなかった。これは僕の個人的な観測範囲で感じる穿った見方だが、マイナンバーカードにすごく反対していた、あるいは絶対にこのカードを申請しないとしていた層と、特別定額給付金の給付が遅すぎると声高に訴えている層というのは、だいたい同じ人たちなのではないかという気がしてならない。事実として、マイナンバーカードで初日に申請できていれば5月には振り込まれていたのだから(もちろん各地方自治体の力量に左右されるものではあったようだが)。

つづきはまた書けたら書きます。