世田谷区経堂のあれこれを紹介する「経堂系ドットコム」というサイトをリニューアルしました。

このサイトは2003年くらいから、ライター／プロデューサーの須田泰成さん（@yasunarisuda）が運営しているものです。僕は2004年くらいに須田さんと出会い（このとき僕は大学生）、それからほどなくして、第１回目のリニューアルに携わることになりました。その後2007年ごろに２回目のリニューアルをして、このたび３回目のリニューアルと相成ったわけです。

すでに10年以上の歴史があるサイトで、コンテンツは1300件〜（まだ移設しきれていないものもあります）あり、今回はwordpressの機能を全面的に使って、これらの記事を徹底的にカテゴリー／タグ分けして登録していきました（もちろんすべて人力ではなく、ある程度機械の手を借りました）。そしてほとんどすべての記事を書いている須田さんが最も更新しやすい形にすることを一番に考えて作りました。

そういうわけで、見た目的には一見ふつうのありふれたサイトという感じかもしれないのですが、個人的にはこれまでで最も「更新する人に寄り添った」ものができたかなと思っています。本当は見る人に寄り添うのが正しいと思うのですが、もちろんそちらもそれなりのこだわりを込めてはいるのですが、やはり書く人のモチベーションが上がって、面白いコンテンツが生まれていくことが、見る人にとっても最も良いことではないかなと思っています。

最後に、なぜロゴ部分にボウリングのピンがあるかについてです。僕は初めて経堂の街を歩いたとき、さっそく道に迷いました。あの辺りは道が入り組んでいて複雑なのです。そのときに聞いたのが、経堂では道に迷ったら、駅前のボウリングのピンを見れば、とりあえず駅には戻れると教えてもらいました。このサイトも同じように、迷ったときはボウリングのピンをクリックすれば、最初の場所に戻れるようにと考えました。

今後ももっと見やすく＆使いやすくなるよう、色々カスタマイズしていこうと思っています。

けっこう最近お昼はテレビ朝日の「ワイド！スクランブル」を見ることが多いのですが、司会の橋本大二郎さんが、僕には妙にツボというか、ずっと見ていて楽しいなと思っています。僕の家庭では彼のことを密かに「殿」と読んでいます。どうせならセットも高級な知事室みたいな感じにして、家来が殿に世間の出来事を報告するという形式で番組が進行して欲しいと心のどこかで思っています。

こちらで橋本大二郎さんの自分史を読むことができるのですが、一見普通っぽいのですが、僕にはどこか浮世離れしている部分があるように思えて、そこがとても好きなのです。

どうして高知県知事になったのかとか、色々書かれていて面白いです。特に、奥様との馴れ初めの中で言われたという

私の素顔を見たのはあなたが初めてなんだから、人に言っちゃだめよ

という言葉がなんかグッと来ます。